赤玉3個、白玉6個、青玉1個を1列に並べる並べ方の総数を求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数
2025/3/29

1. 問題の内容

赤玉3個、白玉6個、青玉1個を1列に並べる並べ方の総数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、全ての玉を区別するものとして考えます。すると、合計で3 + 6 + 1 = 10個の玉があるので、並べ方は10!通りとなります。
しかし、赤玉は3個とも同じもの、白玉は6個とも同じものなので、それぞれ並べ替えても同じ並び方とみなされます。
したがって、赤玉の並べ替え3!通り、白玉の並べ替え6!通りで割る必要があります。
青玉は1個しかないので、並べ替えを考慮する必要はありません。
よって、求める並べ方は、
10!3!6!\frac{10!}{3!6!}
となります。
計算すると、
10!3!6!=10×9×8×7×6×5×4×3×2×1(3×2×1)×(6×5×4×3×2×1)=10×9×8×73×2×1=10×3×4×7=840\frac{10!}{3!6!} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(3 \times 2 \times 1) \times (6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1)} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 \times 7 = 840

3. 最終的な答え

840通り

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