色の異なる8個の玉を、袋Aに1個、袋Bに3個、袋Cに4個に分けて入れる方法は何通りあるか。

確率論・統計学組み合わせ場合の数順列二項係数
2025/3/29

1. 問題の内容

色の異なる8個の玉を、袋Aに1個、袋Bに3個、袋Cに4個に分けて入れる方法は何通りあるか。

2. 解き方の手順

まず、8個の玉から袋Aに入れる1個を選ぶ組み合わせの数を計算します。これは8C1_{8}C_{1}で表されます。
次に、残りの7個の玉から袋Bに入れる3個を選ぶ組み合わせの数を計算します。これは7C3_{7}C_{3}で表されます。
最後に、残りの4個の玉は自動的に袋Cに入ります。組み合わせは4C4=1_{4}C_{4}=1通りです。
したがって、全体の組み合わせの数は、これらの組み合わせの積で計算されます。
8C1=8!1!(81)!=8!1!7!=81=8_{8}C_{1} = \frac{8!}{1!(8-1)!} = \frac{8!}{1!7!} = \frac{8}{1} = 8
7C3=7!3!(73)!=7!3!4!=7×6×53×2×1=35_{7}C_{3} = \frac{7!}{3!(7-3)!} = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35
4C4=4!4!(44)!=4!4!0!=1_{4}C_{4} = \frac{4!}{4!(4-4)!} = \frac{4!}{4!0!} = 1
全体の組み合わせの数は 8×35×1=2808 \times 35 \times 1 = 280通りです。

3. 最終的な答え

280 通り

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