(1) 小石が海面に落下するまでの時間
鉛直方向の運動は自由落下とみなせるので、落下距離 y は、時間 t と重力加速度 g を用いて y=21gt2 と表されます。
y=44.1 m、g=9.8 m/s2 を代入して、t について解きます。 44.1=21×9.8×t2 t2=9.844.1×2=9 t=9=3 s (2) 投げ出した点から落下した海面までの水平距離
水平方向の速度は一定なので、水平距離 x は、水平速度 vx と落下時間 t を用いて と表されます。
vx=25.0 m/s、t=3 s を代入して、x を計算します。 x=25.0×3=75 m (3) 海面に落下したときの、小石の速度の鉛直成分
鉛直方向の速度 vy は、重力加速度 g と落下時間 t を用いて と表されます。
g=9.8 m/s2、t=3 s を代入して、vy を計算します。 vy=9.8×3=29.4 m/s (4) 海面に落下したときの、小石の速度の向きと大きさ
速度の大きさ v は、水平方向の速度 vx と鉛直方向の速度 vy を用いて v=vx2+vy2 と表されます。
vx=25.0 m/s、vy=29.4 m/s を代入して、v を計算します。 v=25.02+29.42=625+864.36=1489.36≈38.6 m/s 速度の向き θ は、tanθ=vxvy を満たします。 tanθ=25.029.4=1.176 θ=arctan(1.176)≈49.6∘