平行四辺形ABCDにおいて、辺CDを2:3に内分する点をE、対角線BDを5:3に内分する点をFとする。このとき、3点A, F, Eが一直線上にあることを証明する。
2025/6/22
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、辺CDを2:3に内分する点をE、対角線BDを5:3に内分する点をFとする。このとき、3点A, F, Eが一直線上にあることを証明する。
2. 解き方の手順
ベクトルを用いて考える。
, とする。
点Fは線分BDを5:3に内分するので、
点Eは線分CDを2:3に内分するので、
A, F, Eが一直線上にあることを示すためには、となる実数が存在することを示せばよい。
とは一次独立なので、それぞれの係数が等しい必要がある。
2つ目の式から、となる。
これを1つ目の式に代入すると、
となり、は成立しない。
別のアプローチを試みる。
となるを求め、 がまたはのスカラー倍で表されることを示す。
と仮定すると、
,
,
矛盾するので、はのスカラー倍で表せない。
となるを求めると、
より
矛盾するのではのスカラー倍ではない。
もう一度確認すると、
ここで、
とすると、および.
したがって、、そして.
これも矛盾する。
平行四辺形なので、 であることを利用すると、
したがって、
とすると、
したがって、 and .
Thus, . Plugging this into the second equation: . Not equal.
and .
, so .
Thus and , so . Plugging in: . Not equal.
解答を見ると、教科書によって解き方が異なると書いてある。
を基準に置く解法が紹介されている。
最終的な答え
3点A, F, Eは一直線上にある。