まず、対数の底の変換公式を用いて、与えられた関数を自然対数に変換します。底の変換公式は以下の通りです。
logax=logbalogbx この公式を y=loga(sinx) に適用すると、 y=logalog(sinx) となります。ここでlog は自然対数を意味するとします。 次に、この関数を x で微分します。loga は定数なので、 dxdy=loga1dxd(log(sinx)) 合成関数の微分を用いると、
dxd(log(sinx))=sinx1⋅dxd(sinx)=sinx1⋅cosx=sinxcosx=cotx したがって、
dxdy=loga1cotx=logacotx