2次方程式 $x^2 - (m+1)x + m = 0$ が重解を持つとき、定数 $m$ の値とその重解を求めよ。

代数学二次方程式判別式重解
2025/6/22

1. 問題の内容

2次方程式 x2(m+1)x+m=0x^2 - (m+1)x + m = 0 が重解を持つとき、定数 mm の値とその重解を求めよ。

2. 解き方の手順

2次方程式が重解を持つための条件は、判別式 DDD=0D=0 となることです。
与えられた2次方程式の判別式 DD は、
D=(m+1)24(1)(m)D = (m+1)^2 - 4(1)(m)
D=m2+2m+14mD = m^2 + 2m + 1 - 4m
D=m22m+1D = m^2 - 2m + 1
D=(m1)2D = (m-1)^2
重解を持つためには D=0D=0 である必要があるので、
(m1)2=0(m-1)^2 = 0
したがって、m=1m=1 です。
m=1m=1 を元の2次方程式に代入すると、
x2(1+1)x+1=0x^2 - (1+1)x + 1 = 0
x22x+1=0x^2 - 2x + 1 = 0
(x1)2=0(x-1)^2 = 0
したがって、重解は x=1x=1 です。

3. 最終的な答え

m=1m=1, 重解 x=1x=1

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