実数 $a, b$ について、以下の条件の否定を求めます。 (1) $a$ は無理数である。 (2) $a \geq 0$ かつ $b \geq 0$ (3) $a = 2$ または $b = 2$ (4) $a, b$ はともに正の数である。

代数学論理否定数式
2025/6/22

1. 問題の内容

実数 a,ba, b について、以下の条件の否定を求めます。
(1) aa は無理数である。
(2) a0a \geq 0 かつ b0b \geq 0
(3) a=2a = 2 または b=2b = 2
(4) a,ba, b はともに正の数である。

2. 解き方の手順

(1) 「aa は無理数である」の否定は、aa が無理数でないこと、つまり「aa は有理数である」となります。
(2) 「a0a \geq 0 かつ b0b \geq 0」の否定は、「a0a \geq 0」の否定である「a<0a < 0」と、「b0b \geq 0」の否定である「b<0b < 0」を「または」で結びつけたもの、つまり「a<0a < 0 または b<0b < 0」となります。
(3) 「a=2a = 2 または b=2b = 2」の否定は、「a=2a = 2」の否定である「a2a \neq 2」と、「b=2b = 2」の否定である「b2b \neq 2」を「かつ」で結びつけたもの、つまり「a2a \neq 2 かつ b2b \neq 2」となります。
(4) 「a,ba, b はともに正の数である」の否定は、「a>0a > 0 かつ b>0b > 0」の否定と同じです。「a>0a > 0」の否定である「a0a \leq 0」と、「b>0b > 0」の否定である「b0b \leq 0」を「または」で結びつけたもの、つまり「a0a \leq 0 または b0b \leq 0」となります。これは「少なくとも一方は 0 以下である」という意味になります。

3. 最終的な答え

(1) aa は有理数である。
(2) a<0a < 0 または b<0b < 0
(3) a2a \neq 2 かつ b2b \neq 2
(4) a0a \leq 0 または b0b \leq 0

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