問題文は、実数 $a$ と $b$ に対して、与えられた条件の否定を求める問題です。具体的には、以下の2つの条件の否定を求めます。 (1) $a \geq 0$ かつ $b \leq 0$ (2) $a, b$ はともに1より大きい

代数学論理不等式否定
2025/6/22

1. 問題の内容

問題文は、実数 aabb に対して、与えられた条件の否定を求める問題です。具体的には、以下の2つの条件の否定を求めます。
(1) a0a \geq 0 かつ b0b \leq 0
(2) a,ba, b はともに1より大きい

2. 解き方の手順

(1) 条件「a0a \geq 0 かつ b0b \leq 0」の否定を考えます。
「かつ」の否定は「または」になることを利用します。
a0a \geq 0 の否定は a<0a < 0 であり、b0b \leq 0 の否定は b>0b > 0 です。
したがって、a0a \geq 0 かつ b0b \leq 0 の否定は、a<0a < 0 または b>0b > 0 となります。
(2) 条件「a,ba, b はともに1より大きい」の否定を考えます。
a,ba, b はともに1より大きい」という条件は、a>1a > 1 かつ b>1b > 1 と書き換えられます。
よって、(1)と同様に考え、a>1a > 1 の否定は a1a \leq 1 であり、b>1b > 1 の否定は b1b \leq 1 です。
したがって、a>1a > 1 かつ b>1b > 1 の否定は、a1a \leq 1 または b1b \leq 1 となります。
言い換えると、「aa または bb の少なくとも一方は1以下である」となります。

3. 最終的な答え

(1) a<0a < 0 または b>0b > 0
(2) a1a \leq 1 または b1b \leq 1

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