与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。 (1) $x = -2$ で最小値 $-1$ をとり、$x = -1$ のとき $y = 3$ である2次関数を求めます。 (2) $x = 0$ で最大となり、$x = 3$ のとき $y = 2$, $x = 1$ のとき $y = 6$ である2次関数を求めます。

代数学二次関数最大値最小値連立方程式
2025/6/22

1. 問題の内容

与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。
(1) x=2x = -2 で最小値 1-1 をとり、x=1x = -1 のとき y=3y = 3 である2次関数を求めます。
(2) x=0x = 0 で最大となり、x=3x = 3 のとき y=2y = 2, x=1x = 1 のとき y=6y = 6 である2次関数を求めます。

2. 解き方の手順

(1) x=2x = -2 で最小値 1-1 をとることから、2次関数は y=a(x+2)21y = a(x + 2)^2 - 1 (ただし、a>0a > 0) と表せます。
x=1x = -1 のとき y=3y = 3 であることから、この式に代入して aa を求めます。
3=a(1+2)213 = a(-1 + 2)^2 - 1
3=a(1)213 = a(1)^2 - 1
3=a13 = a - 1
a=4a = 4
したがって、求める2次関数は y=4(x+2)21=4(x2+4x+4)1=4x2+16x+161=4x2+16x+15y = 4(x + 2)^2 - 1 = 4(x^2 + 4x + 4) - 1 = 4x^2 + 16x + 16 - 1 = 4x^2 + 16x + 15 となります。
(2) x=0x = 0 で最大値をとることから、2次関数は y=a(x0)2+q=ax2+qy = a(x - 0)^2 + q = ax^2 + q (ただし、a<0a < 0) と表せます。
x=3x = 3 のとき y=2y = 2 であることから、2=a(3)2+q=9a+q2 = a(3)^2 + q = 9a + q となります。
x=1x = 1 のとき y=6y = 6 であることから、6=a(1)2+q=a+q6 = a(1)^2 + q = a + q となります。
この連立方程式を解いて aaqq を求めます。
9a+q=29a + q = 2
a+q=6a + q = 6
上の式から下の式を引くと、8a=48a = -4 より a=12a = -\frac{1}{2} となります。
q=6a=6(12)=132q = 6 - a = 6 - (-\frac{1}{2}) = \frac{13}{2} となります。
したがって、求める2次関数は y=12x2+132y = -\frac{1}{2}x^2 + \frac{13}{2} となります。

3. 最終的な答え

(1) y=4x2+16x+15y = 4x^2 + 16x + 15
(2) y=12x2+132y = -\frac{1}{2}x^2 + \frac{13}{2}

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