図2に示された三角関数 $Z(\theta)$ を $\theta$ の式で表す問題です。

解析学三角関数グラフ振幅周期平行移動コサイン関数
2025/6/22

1. 問題の内容

図2に示された三角関数 Z(θ)Z(\theta)θ\theta の式で表す問題です。

2. 解き方の手順

与えられたグラフから、振幅、周期、平行移動を読み取ります。
* **振幅:** グラフの最大値は2、最小値は-2であることから、振幅は A=(2(2))/2=2|A| = (2 - (-2))/2 = 2 です。
* **周期:** グラフは 94π\frac{9}{4}\pi の位置で繰り返されるようなので、周期は T=94π14π=2πT = \frac{9}{4}\pi - \frac{1}{4}\pi = 2\pi です。周期TTと角振動数ω\omegaの関係はT=2πωT = \frac{2\pi}{\omega}なので、ω=1\omega = 1 となります。
* **平行移動:** θ=14π\theta = \frac{1}{4}\pi のとき、グラフが最大値 2 をとっているので、コサイン関数であると考えられます。ただし、通常のコサイン関数は θ=0\theta = 0 で最大値をとるため、横方向に 14π\frac{1}{4}\pi だけ平行移動していると考えられます。
* Z(θ)Z(\theta)のグラフは、θ=π4\theta=\frac{\pi}{4}で最大値を取るので、Z(θ)=Acos(ω(θπ4))+BZ(\theta) = A\cos(\omega(\theta - \frac{\pi}{4})) + Bという形だと考えられます。
グラフの中央値は0なので、B=0B=0であり、A=2A=2であることから、
Z(\theta) = 2\cos(\theta - \frac{\pi}{4})
が得られます。

3. 最終的な答え

Z(θ)=2cos(θπ4)Z(\theta) = 2\cos(\theta - \frac{\pi}{4})

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