関数 $y = \log_2{\frac{x}{4}}$ のグラフについて考える。 $\log_2{\frac{x}{4}} = \log_2{x} - \boxed{ア}$ より、この関数のグラフは関数 $y = \log_2{x}$ のグラフを $\boxed{イ}$ 軸方向に $\boxed{ウ}$ だけ平行移動して得られる。 $y = \log_2{x}$ のグラフは$\boxed{エ}$ だから $y = \log_2{\frac{x}{4}}$ のグラフは $\boxed{オ}$ である。ア、イ、ウ、エ、オを埋める問題。

解析学対数関数グラフ対数の性質平行移動定義域
2025/6/22

1. 問題の内容

関数 y=log2x4y = \log_2{\frac{x}{4}} のグラフについて考える。
log2x4=log2x\log_2{\frac{x}{4}} = \log_2{x} - \boxed{ア}
より、この関数のグラフは関数 y=log2xy = \log_2{x} のグラフを \boxed{イ} 軸方向に \boxed{ウ} だけ平行移動して得られる。
y=log2xy = \log_2{x} のグラフは\boxed{エ} だから y=log2x4y = \log_2{\frac{x}{4}} のグラフは \boxed{オ} である。ア、イ、ウ、エ、オを埋める問題。

2. 解き方の手順

ア: log2x4\log_2{\frac{x}{4}}log2x\log_2{x} を用いて表す。対数の性質 logabc=logablogac\log_a{\frac{b}{c}} = \log_a{b} - \log_a{c} より、
log2x4=log2xlog24=log2x2\log_2{\frac{x}{4}} = \log_2{x} - \log_2{4} = \log_2{x} - 2
よって、アは 2 である。
イ、ウ: y=log2x4=log2x2y = \log_2{\frac{x}{4}} = \log_2{x} - 2 であるから、y=log2xy = \log_2{x} のグラフを yy 軸方向に 2-2 だけ平行移動したグラフである。
よって、イは yy、ウは 2-2 である。
エ、オ: y=log2xy = \log_2{x} のグラフは定義域が x>0x>0 であり、xx が大きくなるほど増加するグラフである。y=log2x4y = \log_2{\frac{x}{4}} のグラフは y=log2xy = \log_2{x} のグラフを yy 軸方向に 2-2 だけ平行移動したグラフなので、同様に定義域が x>0x>0 であり、xx が大きくなるほど増加するグラフである。

3. 最終的な答え

ア: 2
イ: yy
ウ: 2-2
エ: (定義域が x>0x>0 であり、xx が大きくなるほど増加するグラフ)
オ: (定義域が x>0x>0 であり、xx が大きくなるほど増加するグラフ。y=log2xy = \log_2{x} のグラフを yy 軸方向に 2-2 だけ平行移動したグラフ)

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