問題2は、$\triangle ABC$と点$P$があり、$5\vec{PA} + 2\vec{PB} + 3\vec{PC} = \vec{0}$を満たしている。2点$A, P$を通る直線が辺$BC$と交わる点を$D$とするとき、$BD:DC$を求める問題です。
2025/6/23
1. 問題の内容
問題2は、と点があり、を満たしている。2点を通る直線が辺と交わる点をとするとき、を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、与えられた式を点Aを基準としたベクトルで表します。
より、
点は直線上にあるので、実数を用いて と表せます。
点は直線上にあるので、 となります。
これを解くと、
ここで、点は辺を内分する点であるから、はであるようなを用いて、
と表すことができる。
したがって、点Dは辺BCをに内分するといえる。
いま、 となる を求めれば良い。
また、
点Dは辺BC上にあるから、ある実数を用いて、と表せる。
したがって、
,