図が与えられており、$\angle CAE = \angle DAE$, $AB=12$, $AC=26$, $AD=13$, $BD=5$ である。このとき、$BC$, $CD$, $DE$, $\sin C$, $\cos C$, $\sin D$, $\cos D$, $\tan E$ の値を求める。

幾何学幾何三角形角度辺の長さ三角比角の二等分線の定理
2025/6/23

1. 問題の内容

図が与えられており、CAE=DAE\angle CAE = \angle DAE, AB=12AB=12, AC=26AC=26, AD=13AD=13, BD=5BD=5 である。このとき、BCBC, CDCD, DEDE, sinC\sin C, cosC\cos C, sinD\sin D, cosD\cos D, tanE\tan E の値を求める。

2. 解き方の手順

まず、BCBC の長さを求める。BC=BD+DCBC = BD + DC であるから、DCDC を求める必要がある。CD=ADACCD = AD - AC ではないことに注意。
次に、CDCD の長さを求める。AB=12AB = 12, BD=5BD = 5 より、AD=13AD = 13 が与えられているので、CD=ACAD=2613=13CD=AC-AD = 26-13=13が成り立つ。よって、CD=13CD=13である。
したがって、BC=BD+CD=5+13=18BC = BD + CD = 5 + 13 = 18 となる。
次に、DEDE の長さを求める。CAE=DAE\angle CAE = \angle DAE より、AEAEDAC\angle DAC の二等分線である。したがって、角の二等分線の定理より、AD:AC=DE:CEAD:AC=DE:CEである。
AD=13AD = 13, AC=26AC = 26 より、AD:AC=13:26=1:2AD:AC = 13:26 = 1:2 である。したがって、DE:CE=1:2DE:CE = 1:2 となる。
よって、CE=2DECE=2DEである。また、CD=DE+CECD=DE+CEであり、CD=13CD=13であるから、13=DE+2DE=3DE13=DE+2DE=3DEとなる。
したがって、DE=133DE = \frac{13}{3}となる。
次に、ABC\triangle ABCにおいて、sinC\sin CcosC\cos Cを求める。sinC=ABAC=1226=613\sin C = \frac{AB}{AC} = \frac{12}{26} = \frac{6}{13}cosC=AC2AB2AC=26212226=67614426=53226=413326=213326=13313\cos C = \frac{\sqrt{AC^2 - AB^2}}{AC} = \frac{\sqrt{26^2 - 12^2}}{26} = \frac{\sqrt{676 - 144}}{26} = \frac{\sqrt{532}}{26} = \frac{\sqrt{4 \cdot 133}}{26} = \frac{2\sqrt{133}}{26} = \frac{\sqrt{133}}{13}となる。
次に、ABD\triangle ABDにおいて、sinD\sin DcosD\cos Dを求める。B=90\angle B = 90^\circより、sinD=ABAD=1213\sin D = \frac{AB}{AD} = \frac{12}{13}cosD=BDAD=513\cos D = \frac{BD}{AD} = \frac{5}{13}となる。
最後に、tanE\tan Eを求める。tanE=ADBD=ABAD\tan E = \frac{AD}{BD} = \frac{AB}{AD}が成り立つ。

3. 最終的な答え

BC=18BC = 18
CD=13CD = 13
DE=133DE = \frac{13}{3}
sinC=613\sin C = \frac{6}{13}
cosC=13313\cos C = \frac{\sqrt{133}}{13}
sinD=1213\sin D = \frac{12}{13}
cosD=513\cos D = \frac{5}{13}
tanE=ADDE\tan E = \frac{AD}{DE}において, E=AEDE = \angle AEDを求める. AD=13,DE=133AD=13, DE=\frac{13}{3}よりtanE=1313/3=3\tan E = \frac{13}{13/3}=3

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