2つの半円と長方形を組み合わせた図形がある。この図形の外側に、図形から1m離して細線で図形を描いたとき、細線の図形の周は元の図形の周より何m長くなるかを計算する問題です。

幾何学図形周の長さ半円長方形計算
2025/6/23

1. 問題の内容

2つの半円と長方形を組み合わせた図形がある。この図形の外側に、図形から1m離して細線で図形を描いたとき、細線の図形の周は元の図形の周より何m長くなるかを計算する問題です。

2. 解き方の手順

まず、元の図形の周の長さを考えます。2つの半円を合わせた部分は、直径を dd とすると円周 πd\pi d になります。長方形の2つの辺の長さは ll とします。したがって、元の図形の周の長さは πd+2l \pi d + 2l です。
次に、外側に1m離して描いた図形の周の長さを考えます。半円部分は、半径が1m長くなるので、直径は2m長くなります。つまり、直径は d+2d+2 となります。したがって、半円部分の長さは π(d+2)=πd+2π\pi (d+2) = \pi d + 2\pi となります。長方形部分は、両側の辺がそれぞれ1mずつ長くなるので、長さは l+1l+1 となります。したがって、長方形部分の長さは 2(l+1)=2l+22(l+1) = 2l + 2 となります。外側の図形の周の長さは、πd+2π+2l+2\pi d + 2\pi + 2l + 2 となります。
最後に、外側の図形の周の長さから元の図形の周の長さを引きます。
(πd+2π+2l+2)(πd+2l)=2π+2(\pi d + 2\pi + 2l + 2) - (\pi d + 2l) = 2\pi + 2
2π+22×3.14+2=6.28+2=8.282\pi + 2 \approx 2 \times 3.14 + 2 = 6.28 + 2 = 8.28

3. 最終的な答え

細線の図形の周は、元の図形の周より (2π+2)(2\pi + 2) m 長くなります。近似値で表すと約 8.28 m 長くなります。

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