二次関数 $y = -2x^2 - 4x + 1$ の $-2 \le x < 1$ の範囲における最大値と最小値を求める。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/6/23

1. 問題の内容

二次関数 y=2x24x+1y = -2x^2 - 4x + 12x<1-2 \le x < 1 の範囲における最大値と最小値を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた二次関数を平方完成する。
y=2x24x+1y = -2x^2 - 4x + 1
y=2(x2+2x)+1y = -2(x^2 + 2x) + 1
y=2(x2+2x+11)+1y = -2(x^2 + 2x + 1 - 1) + 1
y=2((x+1)21)+1y = -2((x + 1)^2 - 1) + 1
y=2(x+1)2+2+1y = -2(x + 1)^2 + 2 + 1
y=2(x+1)2+3y = -2(x + 1)^2 + 3
したがって、与えられた関数は頂点が (1,3)(-1, 3) で上に凸な放物線である。
次に、定義域 2x<1-2 \le x < 1 における関数の値の変化を考える。
頂点のx座標は 1-1 で、これは定義域に含まれる。
x=2x = -2 のとき、y=2(2+1)2+3=2(1)2+3=2+3=1y = -2(-2 + 1)^2 + 3 = -2(-1)^2 + 3 = -2 + 3 = 1
x=1x = 1 のとき、y=2(1+1)2+3=2(2)2+3=8+3=5y = -2(1 + 1)^2 + 3 = -2(2)^2 + 3 = -8 + 3 = -5
関数は x=1x = -1 で最大値 33 をとる。
xx11 に近づくにつれて、yy5-5 に近づくが、x<1x < 1 なので x=1x = 1 のときの値は含まれない。したがって、最小値は存在しない。
x=2x=-2のとき、y=1y=1なので、2x<1-2 \le x < 1 の範囲では最小値は存在しない。

3. 最終的な答え

最大値:33 (x=1x = -1 のとき)
最小値:なし

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