4人(A, B, C, D)がお金を出し合った。それぞれの金額について、以下の情報が与えられている。 * DとCは200円差 * BとAは400円差 * CとAは300円差 * BはDより300円多い これらの情報から、4人が持ってきた金額を多い順に並べたものを選択肢の中から選ぶ。

代数学連立方程式文章問題不等式
2025/6/23

1. 問題の内容

4人(A, B, C, D)がお金を出し合った。それぞれの金額について、以下の情報が与えられている。
* DとCは200円差
* BとAは400円差
* CとAは300円差
* BはDより300円多い
これらの情報から、4人が持ってきた金額を多い順に並べたものを選択肢の中から選ぶ。

2. 解き方の手順

A, B, C, Dの金額をそれぞれa, b, c, dとします。
与えられた条件を数式で表すと以下のようになります。

1. $|d - c| = 200$

2. $|b - a| = 400$

3. $|c - a| = 300$

4. $b = d + 300$

条件4より、b>db > dであることが分かります。
条件2より、2パターン考えられます。
(i) b=a+400b = a + 400のとき
条件3より、2パターン考えられます。
(i-a) c=a+300c = a + 300のとき
条件1より、d(a+300)=200|d - (a + 300)| = 200なので、d=a+100d = a + 100またはd=a+500d = a + 500となります。
b=d+300b = d + 300より、b=a+400b = a + 400またはb=a+800b = a + 800となります。b=a+400b=a+400は条件2より確定。
したがって、d=a+100d = a + 100となります。
このとき、b=a+400b = a + 400c=a+300c = a + 300d=a+100d = a + 100
よって、b>c>d>ab > c > d > a
(i-b) c=a300c = a - 300のとき
条件1より、d(a300)=200|d - (a - 300)| = 200なので、d=a100d = a - 100またはd=a500d = a - 500となります。
b=d+300b = d + 300より、b=a+200b = a + 200またはb=a200b = a - 200となります。b=a+400b=a+400は条件2より確定。
この場合b=a+400b=a+400となり、b=a+200b=a+200またはb=a200b=a-200と矛盾します。
(ii) b=a400b = a - 400のとき
このとき、b<ab < aとなります。条件4よりd<bd<bとなるので、d<ad<aとなります。
条件3より、2パターン考えられます。
(ii-a) c=a+300c = a + 300のとき
条件1より、d(a+300)=200|d - (a + 300)| = 200なので、d=a+100d = a + 100またはd=a+500d = a + 500となります。
このとき、d>ad > aとなり、d<bd < bに矛盾します。
(ii-b) c=a300c = a - 300のとき
条件1より、d(a300)=200|d - (a - 300)| = 200なので、d=a100d = a - 100またはd=a500d = a - 500となります。
b=d+300b = d + 300より、b=a+200b = a + 200またはb=a200b = a - 200となります。b=a400b=a-400は条件2より確定。
この場合b=a400b=a-400となり、b=a+200b=a+200またはb=a200b=a-200と矛盾します。
上記の考察より、b>c>d>ab > c > d > aという関係が得られます。

3. 最終的な答え

したがって、金額が多い順に並べるとB, C, D, Aとなります。
正解は

3. BCDAです。

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