絶対値の不等式を解くには、絶対値の中身が正の場合と負の場合に分けて考えます。
場合1: 3−4x≥0 の場合、つまり 3≥4x すなわち x≤43 のとき、 ∣3−4x∣=3−4x となるので、不等式は 3−4x≥5 となります。 これを解くと、 −4x≥2 となり、x≤−21 となります。 x≤43 と x≤−21 の共通範囲は、x≤−21 です。 場合2: 3−4x<0 の場合、つまり 3<4x すなわち x>43 のとき、 ∣3−4x∣=−(3−4x)=4x−3 となるので、不等式は 4x−3≥5 となります。 これを解くと、4x≥8 となり、x≥2 となります。 x>43 と x≥2 の共通範囲は、x≥2 です。 したがって、場合1と場合2を合わせたものが解となります。