三角形ABCにおいて、$AB=2$, $BC=3$, $\angle BAC = 120^\circ$である。点Pは$6\overrightarrow{AP} + 5\overrightarrow{BP} + 4\overrightarrow{CP} = \overrightarrow{0}$を満たす。直線APとBCの交点をQとする。 (1) $\overrightarrow{AP}$を$\overrightarrow{AB}$と$\overrightarrow{AC}$を用いて表す。 (2) $\overrightarrow{AQ}$を$\overrightarrow{AP}$を用いて表す。 (3) $\triangle PQC$の面積を$\triangle ABC$の面積を用いて表し、具体的な値を求める。
2025/6/24
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , である。点Pはを満たす。直線APとBCの交点をQとする。
(1) をとを用いて表す。
(2) をを用いて表す。
(3) の面積をの面積を用いて表し、具体的な値を求める。
2. 解き方の手順
(1) を変形する。
、を代入すると、
(2) 点Qは直線AP上にあるので、 (kは実数)と表せる。
また、点Qは直線BC上にあるので、 (tは実数)と表せる。
より、
したがって、
、
(3) にを代入すると、
点Qは直線BC上にあるので、。よって。
、
余弦定理より、
より、
3. 最終的な答え
(1)
ア:1, イ:3, ウ:4, エ:1, オ:5
(2)
カ:5, キ:3
(3) の面積はの面積の倍に等しく、その値はである。
ク:1, ケ:3, コ:2, サ:6, シ:3, ス:6