まず、6人掛けの長椅子の数を x、4人掛けの長椅子の数を y とする。 すると、椅子の合計数から
という式が成り立つ。
6人掛けの長椅子だけを使った場合、36人以上が着席できなかったので、
6x<n かつ n−6x≥36 n≥6x+36 6人掛けの長椅子に5人ずつ、4人掛けの長椅子に4人ずつ座ると、12人以上が着席できなかったので、
5x+4y<n かつ n−(5x+4y)≥12 n≥5x+4y+12 6人掛けの長椅子に6人ずつ、4人掛けの長椅子に4人ずつ座ると、全員が着席できたので、
n=6x+4y 最初の式 x+y=21 より、y=21−x。 これを最後の式 n=6x+4y に代入すると、 n=6x+4(21−x)=6x+84−4x=2x+84 これを、n≥6x+36 と n≥5x+4y+12 に代入する。 2x+84≥6x+36 より 4x≤48, よって x≤12。 2x+84≥5x+4(21−x)+12 より 2x+84≥5x+84−4x+12, よって x≥12。 すると、y=21−x=21−12=9。 そして、n=6x+4y=6(12)+4(9)=72+36=108。