ある音楽教室の生徒100人のうち、春の発表会に参加した人は55人、秋の発表会に参加した人は45人である。春と秋の両方に参加した人数を求めるために、以下のどちらの情報が必要かを判断する問題。 ア:秋だけ参加した人は35人だった。 イ:春と秋のどちらにも参加しなかった人は10人だった。

算数集合包含と排除の原理文章問題
2025/6/25

1. 問題の内容

ある音楽教室の生徒100人のうち、春の発表会に参加した人は55人、秋の発表会に参加した人は45人である。春と秋の両方に参加した人数を求めるために、以下のどちらの情報が必要かを判断する問題。
ア:秋だけ参加した人は35人だった。
イ:春と秋のどちらにも参加しなかった人は10人だった。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの情報だけで「春と秋の両方に参加した人」の人数を求められるか検討する。
アの情報から:
秋の発表会に参加した人は45人であり、そのうち秋だけ参加した人は35人なので、春にも秋にも参加した人は、4535=1045 - 35 = 10 人となる。
イの情報から:
生徒全体の人数は100人であり、春と秋のどちらにも参加しなかった人は10人なので、春か秋の少なくとも一方に参加した人は、10010=90100 - 10 = 90 人となる。
春に参加した人は55人、秋に参加した人は45人なので、春か秋のどちらかに参加した人の合計は 55+45=10055 + 45 = 100 人である。
春か秋の少なくとも一方に参加した人数は90人であるから、春と秋の両方に参加した人数を xx とすると、
55+45x=9055 + 45 - x = 90
100x=90100 - x = 90
x=10090=10x = 100 - 90 = 10
よって、春と秋の両方に参加した人は10人となる。
したがって、アの情報だけでも、イの情報だけでも、「春と秋の両方に参加した人」の人数を求めることができる。

3. 最終的な答え

D

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