ある高校の芸術の授業で、生徒は音楽、美術、書道の3科目から1つを選択する。生徒数は120人である。表は、昨年度と今年度の選択状況を示している。 問1:今年度に昨年度と同じ科目を選択した人の割合を求める。 問2:ア、イ、ウの3つの記述のうち、正しいものを選ぶ。

算数割合パーセント計算
2025/6/25

1. 問題の内容

ある高校の芸術の授業で、生徒は音楽、美術、書道の3科目から1つを選択する。生徒数は120人である。表は、昨年度と今年度の選択状況を示している。
問1:今年度に昨年度と同じ科目を選択した人の割合を求める。
問2:ア、イ、ウの3つの記述のうち、正しいものを選ぶ。

2. 解き方の手順

問1:
まず、今年度に昨年度と同じ科目を選択した人の数を計算する。
音楽を選んだ人の数は31人。
美術を選んだ人の数は26人。
書道を選んだ人の数は12人。
合計: 31+26+12=6931 + 26 + 12 = 69人。
全体の生徒数は120人なので、割合は69120\frac{69}{120}
これをパーセントで表すと、(69120)×100=57.5(\frac{69}{120}) \times 100 = 57.5%。
問2:
ア:昨年度と今年度で書道を選択したことがある人 = 昨年度書道を選択した人 + 今年度書道を選択した人 - 両方選択した人 = (5+10+12)+(3+9+12)12=27+2412=39(5+10+12) + (3+9+12) - 12 = 27+24-12=39人。よってアは正しい。
イ:今年度美術を選択した人数は、16+26+10=5216 + 26 + 10 = 52人。昨年度美術を選択した人数は、8+26+9=438 + 26 + 9 = 43人。52/431.2152 / 43 \approx 1.21より、今年度の美術選択者は昨年度の1.3倍ではないので、イは正しくない。
ウ:昨年度音楽を選択した人は、31+16+3=5031 + 16 + 3 = 50人。そのうち今年度美術を選択した人は16人。割合は1650=0.32=32\frac{16}{50} = 0.32 = 32%。これは30%より多いので、ウは正しい。
したがって、アとウが正しい。

3. 最終的な答え

問1:57.5
問2:E

「算数」の関連問題

与えられた硬貨を全部または一部使って支払うことができる金額が何通りあるかを求める問題です。 (1) 10円硬貨5枚、100円硬貨3枚、500円硬貨3枚の場合 (2) 10円硬貨2枚、50円硬貨3枚、1...

組み合わせ場合の数硬貨支払い方法
2025/6/25

(4) $\sqrt{18n}$ が整数となるような正の整数 $n$ のうち、最も小さい $n$ の値を求めなさい。 (5) $\sqrt{18n}$ が整数となるような正の数 $n$ のうち、最も小...

平方根整数素因数分解
2025/6/25

全体集合$U$を15以下の自然数全体の集合とする。$U$の部分集合$A = \{1, 2, 4, 7, 8, 9, 12, 15\}$、$B = \{1, 3, 5, 6, 8, 14\}$について、...

集合補集合要素数
2025/6/25

6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5の中から異なる4個を選んで並べ、4桁の整数を作る。4000より小さい整数は何個作れるか。

組み合わせ整数桁数
2025/6/25

6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5のうち異なる4個を並べて4桁の整数を作るとき、4000より小さい整数は何個作れるか。

順列場合の数整数
2025/6/25

100以下の自然数のうち、4の倍数または6の倍数であるものの個数を求める。

倍数集合最小公倍数包除原理
2025/6/25

0, 1, 2, 3, 4, 5 の6個の数字を使って、各桁の数字に重複を許して4桁の整数を作るとき、偶数は何個作れるか。

整数場合の数偶数重複を許す
2025/6/25

7個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5, 6の中から異なる5個を並べて5桁の整数を作るとき、以下の問いに答える。 (1) 5桁の偶数は何個作れるか。 (2) 5桁の5の倍数は何個作れるか。

順列組み合わせ場合の数整数
2025/6/25

6個の数字 1, 2, 3, 4, 5, 6 をそれぞれ1個ずつ使って6桁の整数を作ります。以下の条件を満たす整数が何個作れるかを求めます。 (1) 5の倍数 (2) 両端の数字が偶数 (3) 400...

順列場合の数整数
2025/6/25

大人4人と子供4人が横一列に並ぶとき、次の並び方は何通りあるか。 (1) 両端が子供である。 (2) 大人4人が続いて並ぶ。 (3) 大人4人と子供4人が交互に並ぶ。 (4) 両端の少なくとも1人は大...

順列組み合わせ場合の数数え上げ
2025/6/25