円 $x^2 + y^2 = 5$ と直線 $x + 3y + c = 0$ が異なる2点で交わるとき、定数 $c$ の値の範囲を求める。幾何学円直線交点距離不等式2025/6/251. 問題の内容円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5x2+y2=5 と直線 x+3y+c=0x + 3y + c = 0x+3y+c=0 が異なる2点で交わるとき、定数 ccc の値の範囲を求める。2. 解き方の手順円の中心と直線の距離 ddd が、円の半径 rrr よりも小さいとき、円と直線は異なる2点で交わる。円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5x2+y2=5 の中心は原点 (0,0)(0, 0)(0,0) であり、半径は r=5r = \sqrt{5}r=5 である。点 (0,0)(0, 0)(0,0) と直線 x+3y+c=0x + 3y + c = 0x+3y+c=0 の距離 ddd は、点と直線の距離の公式を用いて計算できる。点 (x0,y0)(x_0, y_0)(x0,y0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0ax+by+c=0 の距離 ddd はd=∣ax0+by0+c∣a2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}d=a2+b2∣ax0+by0+c∣で与えられる。この問題では、点 (0,0)(0, 0)(0,0) と直線 x+3y+c=0x + 3y + c = 0x+3y+c=0 の距離なので、d=∣0+0+c∣12+32=∣c∣10d = \frac{|0 + 0 + c|}{\sqrt{1^2 + 3^2}} = \frac{|c|}{\sqrt{10}}d=12+32∣0+0+c∣=10∣c∣円と直線が異なる2点で交わるためには、d<rd < rd<r でなければならないので、∣c∣10<5\frac{|c|}{\sqrt{10}} < \sqrt{5}10∣c∣<5∣c∣<5⋅10=50=52|c| < \sqrt{5} \cdot \sqrt{10} = \sqrt{50} = 5\sqrt{2}∣c∣<5⋅10=50=52したがって、−52<c<52-5\sqrt{2} < c < 5\sqrt{2}−52<c<523. 最終的な答え−52<c<52-5\sqrt{2} < c < 5\sqrt{2}−52<c<52