三角形ABCにおいて、$b = 5$, $B = 45^\circ$のとき、外接円の半径$R$を求めよ。

幾何学正弦定理三角形外接円三角比
2025/6/25
## 問題120A (1)

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=5b = 5, B=45B = 45^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。正弦定理とは、三角形ABCにおいて、各辺の長さをa,b,ca, b, c、各角の大きさをA,B,CA, B, C、外接円の半径をRRとするとき、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
が成り立つというものである。
今回は、bbBBが与えられているので、
bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2R
より、RRを求める。
b=5b = 5, B=45B = 45^\circを代入すると、
5sin45=2R\frac{5}{\sin 45^\circ} = 2R
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}より、
522=2R\frac{5}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = 2R
102=2R\frac{10}{\sqrt{2}} = 2R
R=52=522R = \frac{5}{\sqrt{2}} = \frac{5\sqrt{2}}{2}

3. 最終的な答え

R=522R = \frac{5\sqrt{2}}{2}
## 問題120A (2)

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、c=10c = 10, C=60C = 60^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
c=10c = 10, C=60C = 60^\circを代入すると、
10sin60=2R\frac{10}{\sin 60^\circ} = 2R
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}より、
1032=2R\frac{10}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
203=2R\frac{20}{\sqrt{3}} = 2R
R=103=1033R = \frac{10}{\sqrt{3}} = \frac{10\sqrt{3}}{3}

3. 最終的な答え

R=1033R = \frac{10\sqrt{3}}{3}
## 問題120A (3)

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=3a = 3, A=120A = 120^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
a=3a = 3, A=120A = 120^\circを代入すると、
3sin120=2R\frac{3}{\sin 120^\circ} = 2R
sin120=32\sin 120^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}より、
332=2R\frac{3}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
63=2R\frac{6}{\sqrt{3}} = 2R
R=33=3R = \frac{3}{\sqrt{3}} = \sqrt{3}

3. 最終的な答え

R=3R = \sqrt{3}
## 問題120B (1)

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、c=3c = \sqrt{3}, C=150C = 150^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
c=3c = \sqrt{3}, C=150C = 150^\circを代入すると、
3sin150=2R\frac{\sqrt{3}}{\sin 150^\circ} = 2R
sin150=sin30=12\sin 150^\circ = \sin 30^\circ = \frac{1}{2}より、
312=2R\frac{\sqrt{3}}{\frac{1}{2}} = 2R
23=2R2\sqrt{3} = 2R
R=3R = \sqrt{3}

3. 最終的な答え

R=3R = \sqrt{3}
## 問題120B (2)

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=6a = \sqrt{6}, A=120A = 120^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
a=6a = \sqrt{6}, A=120A = 120^\circを代入すると、
6sin120=2R\frac{\sqrt{6}}{\sin 120^\circ} = 2R
sin120=32\sin 120^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}より、
632=2R\frac{\sqrt{6}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
263=2R\frac{2\sqrt{6}}{\sqrt{3}} = 2R
R=63=63=2R = \frac{\sqrt{6}}{\sqrt{3}} = \sqrt{\frac{6}{3}} = \sqrt{2}

3. 最終的な答え

R=2R = \sqrt{2}
## 問題120B (3)

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=8b = 8, A=60A = 60^\circ, C=75C = 75^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、BBを求める。三角形の内角の和は180180^\circなので、
A+B+C=180A + B + C = 180^\circ
60+B+75=18060^\circ + B + 75^\circ = 180^\circ
B=1806075=45B = 180^\circ - 60^\circ - 75^\circ = 45^\circ
正弦定理を用いる。
bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2R
b=8b = 8, B=45B = 45^\circを代入すると、
8sin45=2R\frac{8}{\sin 45^\circ} = 2R
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}より、
822=2R\frac{8}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = 2R
162=2R\frac{16}{\sqrt{2}} = 2R
R=82=822=42R = \frac{8}{\sqrt{2}} = \frac{8\sqrt{2}}{2} = 4\sqrt{2}

3. 最終的な答え

R=42R = 4\sqrt{2}

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