大小中3個のサイコロを投げるとき、以下の問いに答える問題です。 (1) 全て異なる目が出る場合の数 (2) 目の積が奇数になる場合の数 (3) 目の積が偶数になる場合の数 (4) 目の積が20になる場合の数
2025/6/25
1. 問題の内容
大小中3個のサイコロを投げるとき、以下の問いに答える問題です。
(1) 全て異なる目が出る場合の数
(2) 目の積が奇数になる場合の数
(3) 目の積が偶数になる場合の数
(4) 目の積が20になる場合の数
2. 解き方の手順
(1) 全て異なる目が出る場合
大のサイコロの目は6通り、中のサイコロの目は大のサイコロの目以外の5通り、小のサイコロの目は大と中のサイコロの目以外の4通り。したがって、
通り
(2) 目の積が奇数になる場合
目の積が奇数になるのは、全てのサイコロの目が奇数になる場合のみ。サイコロの目は1, 2, 3, 4, 5, 6の6種類で、奇数は1, 3, 5の3種類。
したがって、各サイコロの目が奇数になる確率はそれぞれ3/6=1/2。
3つのサイコロの目が全て奇数になる場合の数は、
通り
(3) 目の積が偶数になる場合
目の積が偶数になるのは、少なくとも1つのサイコロの目が偶数になる場合。これは、全ての場合の数から、全て奇数の場合を除いたもの。全ての場合の数は通り。全て奇数の場合の数は(2)で求めた27通り。
したがって、目の積が偶数になる場合の数は、
通り
(4) 目の積が20になる場合
3つのサイコロの目の積が20になる組み合わせを考える。20を素因数分解すると。
考えられる組み合わせは以下の通り。
(1, 4, 5)の並び替え: 通り
(2, 2, 5)はありえない
(1, 2, 10)はありえない
したがって、目の積が20になる場合の数は、6通り
3. 最終的な答え
(1) 120通り
(2) 27通り
(3) 189通り
(4) 6通り