問題57:立方体の6個の面を、6種類の色すべてを用いて塗り分ける方法は何通りあるか。 問題58:異なる6個の玉を糸でつないで首飾りにする方法は何通りあるか。
2025/6/25
1. 問題の内容
問題57:立方体の6個の面を、6種類の色すべてを用いて塗り分ける方法は何通りあるか。
問題58:異なる6個の玉を糸でつないで首飾りにする方法は何通りあるか。
2. 解き方の手順
問題57:
立方体をある面を下にして固定したとき、上面の色は6通り考えられます。
上面の色を固定すると、側面の4つの面の色の並び方は、円順列で考えられます。円順列の公式は なので、側面の色の並び方は 通りです。
しかし、上面と下面を入れ替えても同じ塗り方になるので、その分を2で割る必要があります。
したがって、塗り方の総数は 通りです。
別解:
まず、通りの色の並べ方を考えます。
立方体には回転対称性があります。立方体を垂直方向に回転させたときに、4つの面が同じ並び順になるので、4で割ります。
また、立方体を水平方向に回転させたときに、上下の面が入れ替わる場合があるので、2で割ります。
したがって、塗り方の総数は となり、
これは誤りです。
まず、底面の色を固定すると、残りの5色で上面の色を選ぶことができるので、5通りあります。
次に、側面の4つの面の色の並び方を考えます。
これは円順列なので、通りです。
したがって、塗り方の総数は 通りです。
問題58:
異なる6個の玉を糸でつないで首飾りにする方法は、円順列と裏返しを考慮する必要があります。
まず、6個の玉を円形に並べる方法は 通りです。
しかし、首飾りは裏返すことができるので、裏返して同じになるものを区別しないとすると、 通りとなります。
3. 最終的な答え
問題57:30通り
問題58:60通り