台形ABCDにおいて、AD // BCであり、ABの中点をEとする。Eから辺BCに平行な直線をひき、BD、CDとの交点をそれぞれF, Gとする。AD = 4cm, BC = 10cmのとき、EFとEGの長さを求めよ。
2025/3/30
1. 問題の内容
台形ABCDにおいて、AD // BCであり、ABの中点をEとする。Eから辺BCに平行な直線をひき、BD、CDとの交点をそれぞれF, Gとする。AD = 4cm, BC = 10cmのとき、EFとEGの長さを求めよ。
2. 解き方の手順
まず、EFの長さを求める。
三角形ABDにおいて、EはABの中点であり、EF // BC, AD // BCより、EF // ADである。したがって、FはBDの中点となる。
よって、EFは三角形ABDの中点連結定理より、
ではなく、ではない。
三角形ABDにおいて、EはABの中点であり、EF // ADであるから、中点連結定理より、FはBDの中点である。よって、
ではない。
EFは台形の中点連結定理を用いる。
ではない。
ではない。
三角形ABDにおいて、EはABの中点であり、EF // BCである。
三角形BCDにおいて、FはBDの中点である。
したがって、FはBDの中点であり、三角形BCDにおいて、FG // BCであるから、GはCDの中点である。
三角形ABDにおいて、EはABの中点、FはBDの中点であるから、中点連結定理より、
(cm)
次に、EGの長さを求める。
EG = EF + FG
三角形BCDにおいて、FはBDの中点、GはCDの中点であるから、中点連結定理より、
(cm)
(cm)
あるいは、
EGは台形ABCDの中点連結線であるので、
(cm)
3. 最終的な答え
EF = 2 cm
EG = 7 cm