三角形ABCと三角形ADCに対して余弦定理を適用し、AC2を表す式を立てます。 円に内接する四角形の対角の和は180°なので、D=180°−Bとなり、cosD=cos(180°−B)=−cosBが成り立ちます。 三角形ABCにおいて、
AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BC⋅cosB AC2=32+42−2⋅3⋅4⋅cosB AC2=9+16−24cosB AC2=25−24cosB 三角形ADCにおいて、
AC2=AD2+DC2−2⋅AD⋅DC⋅cosD AC2=62+52−2⋅6⋅5⋅cos(180°−B) AC2=36+25+60cosB AC2=61+60cosB したがって、
25−24cosB=61+60cosB −36=84cosB cosB=−8436=−73 これをAC2=25−24cosBに代入すると、 AC2=25−24⋅(−73) AC2=25+772=7175+72=7247 AC=7247=71729=7247⋅7 (2) cosB の値を求める。 (1)より、cosB=−73 (3) 四角形ABCDの面積を求める。
四角形ABCDの面積は、三角形ABCと三角形ADCの面積の和で求められます。
S=21⋅AB⋅BC⋅sinB+21⋅AD⋅DC⋅sinD S=21⋅3⋅4⋅sinB+21⋅6⋅5⋅sin(180°−B) S=6sinB+15sinB=21sinB sin2B+cos2B=1より、sinB=1−cos2B=1−(−73)2=1−499=4940=740=7210 S=21⋅7210=3⋅210=610 (4) 外接円の半径Rを求める。
正弦定理より、sinBAC=2R 2R=721071729=2101729 R=4101729=4017290