与えられた2つの関数 $y = -\log_2 x$ と $y = \log_2(2x + 4)$ のグラフを描く問題です。

解析学対数関数グラフ関数の平行移動定義域
2025/6/25

1. 問題の内容

与えられた2つの関数 y=log2xy = -\log_2 xy=log2(2x+4)y = \log_2(2x + 4) のグラフを描く問題です。

2. 解き方の手順

(1) y=log2xy = -\log_2 x のグラフ
- y=log2xy = \log_2 x のグラフを描きます。これは、xx11 のとき y=0y = 0xx22 のとき y=1y = 1xx44 のとき y=2y = 2となるグラフです。
- y=log2xy = -\log_2 x のグラフは、y=log2xy = \log_2 x のグラフを xx 軸に関して対称に反転させたものです。
- 定義域は x>0x > 0 です。
(2) y=log2(2x+4)y = \log_2(2x + 4) のグラフ
- まず、2x+4>02x + 4 > 0 である必要があるため、x>2x > -2 が定義域となります。
- y=log2(2x+4)=log2(2(x+2))=log22+log2(x+2)=1+log2(x+2)y = \log_2(2x + 4) = \log_2(2(x + 2)) = \log_2 2 + \log_2(x + 2) = 1 + \log_2(x + 2) と変形できます。
- これは、y=log2xy = \log_2 x のグラフを xx 軸方向に 2-2 平行移動し、yy 軸方向に 11 平行移動したものです。
- x=1x = -1 のとき、y=log2(2)=1+log21=1y = \log_2(2) = 1 + \log_2 1 = 1
- x=0x = 0 のとき、y=log2(4)=1+log22=2y = \log_2(4) = 1 + \log_2 2 = 2
- x=2x = 2 のとき、y=log2(8)=1+log24=3y = \log_2(8) = 1 + \log_2 4 = 3

3. 最終的な答え

それぞれのグラフを描いたものが答えとなります。グラフの具体的な形状は、上記の手順に従って作図することで得られます。
* y=log2xy = -\log_2 x のグラフは、対数関数 y=log2xy = \log_2 x をx軸対称に反転させたグラフ
* y=log2(2x+4)y = \log_2(2x + 4) のグラフは、対数関数 y=log2xy = \log_2 x をx軸方向に-2、y軸方向に1だけ平行移動させたグラフ

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