円 $x^2 + y^2 = 1$ と直線 $y = x + m$ が共有点を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求める。

幾何学直線共有点点と直線の距離不等式
2025/6/26

1. 問題の内容

x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と直線 y=x+my = x + m が共有点を持つとき、定数 mm の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

円と直線が共有点を持つ条件は、円の中心と直線との距離が、円の半径以下であることである。
x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 の中心は (0,0)(0, 0) であり、半径は 11 である。
直線 y=x+my = x + mxy+m=0x - y + m = 0 と変形する。
(0,0)(0, 0) と直線 xy+m=0x - y + m = 0 との距離 dd は、点と直線の距離の公式より、
d=00+m12+(1)2=m2d = \frac{|0 - 0 + m|}{\sqrt{1^2 + (-1)^2}} = \frac{|m|}{\sqrt{2}}
円と直線が共有点を持つためには、d1d \le 1 でなければならない。
m21\frac{|m|}{\sqrt{2}} \le 1
m2|m| \le \sqrt{2}
2m2-\sqrt{2} \le m \le \sqrt{2}

3. 最終的な答え

2m2-\sqrt{2} \le m \le \sqrt{2}

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