$y$軸と直線 $y = -1$ を漸近線とし、点 $(1, 2)$ を通る双曲線をグラフとする関数を $y = \frac{ax+b}{cx+d}$ の形で表す問題です。

代数学双曲線漸近線分数関数
2025/6/26

1. 問題の内容

yy軸と直線 y=1y = -1 を漸近線とし、点 (1,2)(1, 2) を通る双曲線をグラフとする関数を y=ax+bcx+dy = \frac{ax+b}{cx+d} の形で表す問題です。

2. 解き方の手順

漸近線が yy軸、つまり x=0x = 0であることから、cx+d=0cx+d=0x=0x=0 で成立します。したがって d=0d = 0
関数は y=ax+bcxy = \frac{ax+b}{cx} と表せます。
漸近線が y=1y = -1であることから、
limxax+bcx=ac=1\lim_{x \to \infty} \frac{ax+b}{cx} = \frac{a}{c} = -1
したがって、a=ca = -c。関数は y=cx+bcxy = \frac{-cx+b}{cx} と表せます。
さらに、点 (1,2)(1, 2) を通ることから、
2=c(1)+bc(1)2 = \frac{-c(1) + b}{c(1)}
2c=c+b2c = -c + b
3c=b3c = b
したがって、b=3cb = 3c。関数は y=cx+3ccxy = \frac{-cx+3c}{cx} と表せます。
c0c \neq 0なので、ccで割ると
y=x+3xy = \frac{-x+3}{x}

3. 最終的な答え

y=x+3xy = \frac{-x+3}{x}

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