長方形があり、1時間ごとに縦と横の長さが伸びます。1時間ごとに伸びる縦と横の長さの比は1:5です。最初、縦は1cm、横は2cmです。x時間後の長方形の面積を $y$ cm$^2$ とするとき、$y$ を $x$ の式で表し、面積が110cm$^2$ になるのは何時間後か求めます。

代数学二次方程式面積代数
2025/6/26

1. 問題の内容

長方形があり、1時間ごとに縦と横の長さが伸びます。1時間ごとに伸びる縦と横の長さの比は1:5です。最初、縦は1cm、横は2cmです。x時間後の長方形の面積を yy cm2^2 とするとき、yyxx の式で表し、面積が110cm2^2 になるのは何時間後か求めます。

2. 解き方の手順

まず、1時間あたりに伸びる縦の長さを求めます。1時間あたりに伸びる横の長さは5cmなので、縦の長さは1cm伸びます。
したがって、xx 時間後の縦の長さは 1+x1 + x cm、横の長さは 2+5x2 + 5x cmとなります。
xx 時間後の面積 yy は、縦の長さと横の長さを掛け合わせたものなので、
y=(1+x)(2+5x)y = (1+x)(2+5x)
y=2+5x+2x+5x2y = 2 + 5x + 2x + 5x^2
y=5x2+7x+2y = 5x^2 + 7x + 2
次に、面積が110cm2^2 になる時間を求めます。
y=110y = 110 を代入して、xx についての方程式を解きます。
110=5x2+7x+2110 = 5x^2 + 7x + 2
5x2+7x+2110=05x^2 + 7x + 2 - 110 = 0
5x2+7x108=05x^2 + 7x - 108 = 0
この二次方程式を解くために、解の公式を使用します。
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
ここで、a=5a = 5, b=7b = 7, c=108c = -108 です。
x=7±7245(108)25x = \frac{-7 \pm \sqrt{7^2 - 4 \cdot 5 \cdot (-108)}}{2 \cdot 5}
x=7±49+216010x = \frac{-7 \pm \sqrt{49 + 2160}}{10}
x=7±220910x = \frac{-7 \pm \sqrt{2209}}{10}
x=7±4710x = \frac{-7 \pm 47}{10}
xx は正の値である必要があるため、プラスの符号のみを考慮します。
x=7+4710=4010=4x = \frac{-7 + 47}{10} = \frac{40}{10} = 4
x=74710=5410=5.4x = \frac{-7 - 47}{10} = \frac{-54}{10} = -5.4
したがって、面積が110cm2^2になるのは4時間後です。

3. 最終的な答え

y=5x2+7x+2y = 5x^2 + 7x + 2
面積が110cm2^2になるのは4時間後。

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