図のような道のある町で、点Aから点Bまで、線分CD間を通らずに行く最短経路は何通りあるかを求める問題です。

幾何学最短経路組み合わせ場合の数格子点
2025/6/26

1. 問題の内容

図のような道のある町で、点Aから点Bまで、線分CD間を通らずに行く最短経路は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、AからBまでの最短経路の総数を求めます。次に、AからBまでの最短経路のうち、CD間を通る経路の数を求めます。最後に、全体の経路数からCD間を通る経路の数を引けば、CD間を通らない経路の数が求まります。
AからBまでの最短経路は、右に4回、上に3回移動する必要があります。したがって、全体の経路数は、7回の移動のうち、上に3回移動する場所を選ぶ組み合わせの数で計算できます。
全体の経路数:
7C3=7!3!4!=7×6×53×2×1=35_7 C_3 = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35
次に、CD間を通る経路数を求めます。AからCまでの最短経路の数と、DからBまでの最短経路の数を掛け合わせます。
AからCまでは、右に2回、上に2回移動する必要があります。
AからCまでの経路数:
4C2=4!2!2!=4×32×1=6_4 C_2 = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
DからBまでは、右に1回、上に1回移動する必要があります。
DからBまでの経路数:
2C1=2!1!1!=2_2 C_1 = \frac{2!}{1!1!} = 2
したがって、CD間を通る経路数:
6×2=126 \times 2 = 12
最後に、全体の経路数からCD間を通る経路数を引きます。
CD間を通らない経路数:
3512=2335 - 12 = 23

3. 最終的な答え

23通り

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