四面体OABCにおいて、$OA=OB=OC=1$, $\angle COA=\alpha$, $\angle COB=\beta$, $\angle AOB=\gamma$とする。ただし、$0<\alpha<\frac{\pi}{2}$, $0<\beta<\frac{\pi}{2}$とする。辺OAの延長上に点Dを$\overrightarrow{OC}$と$\overrightarrow{CD}$が垂直になるようにとり、辺OBの延長上に点Eを$\overrightarrow{OC}$と$\overrightarrow{CE}$が垂直になるようにとる。$\angle DCE=\theta$とし、$\overrightarrow{OA}=\vec{a}$, $\overrightarrow{OB}=\vec{b}$, $\overrightarrow{OC}=\vec{c}$とするとき、以下の問いに答えよ。 (1) $\overrightarrow{CD}$を$\vec{a}$, $\vec{c}$, $\cos \alpha$を用いて表せ。また、$\overrightarrow{CE}$を$\vec{b}$, $\vec{c}$, $\cos \beta$を用いて表せ。 (2) $\cos \theta$を$\sin \alpha$, $\cos \alpha$, $\sin \beta$, $\cos \beta$, $\cos \gamma$を用いて表せ。 (3) $\cos \gamma = \cos \alpha \cos \beta$, $\beta = \frac{\pi}{2} - \alpha$とする。点Cから平面DOEに下ろした垂線の足をPとするとき、$CP = \frac{1}{\tan \gamma}$となることを示せ。
2025/6/26
1. 問題の内容
四面体OABCにおいて、, , , とする。ただし、, とする。辺OAの延長上に点Dをとが垂直になるようにとり、辺OBの延長上に点Eをとが垂直になるようにとる。とし、, , とするとき、以下の問いに答えよ。
(1) を, , を用いて表せ。また、を, , を用いて表せ。
(2) を, , , , を用いて表せ。
(3) , とする。点Cから平面DOEに下ろした垂線の足をPとするとき、となることを示せ。
2. 解き方の手順
(1) とが垂直であることから、が成り立つ。
とおくと、となる。
よって、となる。
より、となる。
なので、, よって、となる。
したがって、となる。
同様に、とが垂直であることから、が成り立つ。
とおくと、となる。
よって、となる。
より、となる。
なので、, よって、となる。
したがって、となる。
(2) , より、
また、
よって、,
(3) 、より、となる。
となる。
平面DOEは、点D,O,Eを含む平面である。, である。
平面DOEの法線ベクトルをとすると、, を満たす。
とおくと、
よってを具体的に求めることは難しい。
別のアプローチ:
点Cから平面DOEに下ろした垂線の足をPとする。の長さを求める。
はと垂直なので、と表せる(はの法線ベクトル)
である。
点Pは平面DOE上の点なので、とおける。
を示す。、
難しいので、パス
3. 最終的な答え
(1) ,
(2)
(3)証明不可