四角形ABCDにおいて、$\overrightarrow{AC} = 3\overrightarrow{AB} + 2\overrightarrow{AD}$ が成立している。辺ABを2:1に内分する点をP、辺ACを1:1に内分する点をQとする。直線PQと直線CDの交点をRとするとき、CR:RDを求めよ。
2025/6/26
1. 問題の内容
四角形ABCDにおいて、 が成立している。辺ABを2:1に内分する点をP、辺ACを1:1に内分する点をQとする。直線PQと直線CDの交点をRとするとき、CR:RDを求めよ。
2. 解き方の手順
を で表し、 を で表し、 を と で表す。次に、 を と を用いて表し、さらに と を用いて表す。そして、点Rが直線CD上にある条件から、 を と の線形結合で表したときの係数の和が1になることを利用して、CR:RDを求める。
まず、点Pは辺ABを2:1に内分するので、
点Qは辺ACを1:1に内分するので、
を代入すると、
点Rは直線PQ上にあるので、実数 を用いて
と表せる。 と を代入すると、
また、を代入すると、
点Rは直線CD上にあるので、 と表したとき、 が成り立つ。
したがって、
に を代入すると、
3. 最終的な答え
CR:RD = 22:9