三角形ABCにおいて、$AB=2$, $CA=\sqrt{3}-1$, $\angle CAB=30^\circ$のとき、$BC$の長さと$\sin \angle ABC$の値を求める問題です。

幾何学三角形余弦定理正弦定理三角比
2025/6/26

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=2AB=2, CA=31CA=\sqrt{3}-1, CAB=30\angle CAB=30^\circのとき、BCBCの長さとsinABC\sin \angle ABCの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いてBCBCの長さを求めます。
余弦定理より、
BC2=AB2+CA22ABCAcosCABBC^2 = AB^2 + CA^2 - 2 \cdot AB \cdot CA \cdot \cos \angle CAB
BC2=22+(31)222(31)cos30BC^2 = 2^2 + (\sqrt{3}-1)^2 - 2 \cdot 2 \cdot (\sqrt{3}-1) \cdot \cos 30^\circ
BC2=4+(323+1)4(31)32BC^2 = 4 + (3 - 2\sqrt{3} + 1) - 4(\sqrt{3}-1) \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
BC2=8232(31)3BC^2 = 8 - 2\sqrt{3} - 2(\sqrt{3}-1)\sqrt{3}
BC2=8232(33)BC^2 = 8 - 2\sqrt{3} - 2(3-\sqrt{3})
BC2=8236+23BC^2 = 8 - 2\sqrt{3} - 6 + 2\sqrt{3}
BC2=2BC^2 = 2
BC=2BC = \sqrt{2}
次に、正弦定理を用いてsinABC\sin \angle ABCを求めます。
正弦定理より、
BCsinCAB=CAsinABC\frac{BC}{\sin \angle CAB} = \frac{CA}{\sin \angle ABC}
sinABC=CAsinCABBC\sin \angle ABC = \frac{CA \cdot \sin \angle CAB}{BC}
sinABC=(31)sin302\sin \angle ABC = \frac{(\sqrt{3}-1) \cdot \sin 30^\circ}{\sqrt{2}}
sinABC=(31)122\sin \angle ABC = \frac{(\sqrt{3}-1) \cdot \frac{1}{2}}{\sqrt{2}}
sinABC=3122=624=624\sin \angle ABC = \frac{\sqrt{3}-1}{2\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{6}-\sqrt{2}}{4} = \frac{\sqrt{6} - \sqrt{2}}{4}

3. 最終的な答え

BC=2BC = \sqrt{2}
sinABC=624\sin \angle ABC = \frac{\sqrt{6} - \sqrt{2}}{4}

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