まず、数列の一般項(第k項)を求めます。数列の各項は、奇数と(nから1ずつ減っていく数)の積で表されています。
第k項における奇数は、2k−1 と表せます。 第k項における(nから1ずつ減っていく数)は、n−(k−1)=n−k+1 と表せます。 ak=(2k−1)(n−k+1) となります。
次に、初項から第n項までの和を求めます。
Sn=∑k=1nak=∑k=1n(2k−1)(n−k+1) これを展開すると
Sn=∑k=1n(2kn−2k2+2k−n+k−1) Sn=∑k=1n(2kn−2k2+3k−n−1) Sn=2n∑k=1nk−2∑k=1nk2+3∑k=1nk−∑k=1nn−∑k=1n1 ∑k=1nk=2n(n+1) ∑k=1nk2=6n(n+1)(2n+1) ∑k=1nn=n2 ∑k=1n1=n これらの公式を代入すると、
Sn=2n⋅2n(n+1)−2⋅6n(n+1)(2n+1)+3⋅2n(n+1)−n2−n Sn=n2(n+1)−3n(n+1)(2n+1)+23n(n+1)−n2−n Sn=n3+n2−32n3+3n2+n+23n2+3n−n2−n Sn=n3−32n3+n2−33n2+23n2−n2+n−31n+23n−n Sn=31n3+21n2+61n Sn=6n(n+1)(2n+1) Sn=6n(n+1)(2n+1)=6n(n+1)(2n+1)