与えられた対数の計算問題を解きます。具体的には、以下の4つの問題を解きます。 (1) $\log_{6}12 + \log_{6}3$ (2) $\log_{10}25 + \log_{10}4$ (3) $\log_{3}75 - \log_{3}25$ (4) $\log_{2}56 - \log_{2}14$

代数学対数対数の計算対数の性質
2025/6/26

1. 問題の内容

与えられた対数の計算問題を解きます。具体的には、以下の4つの問題を解きます。
(1) log612+log63\log_{6}12 + \log_{6}3
(2) log1025+log104\log_{10}25 + \log_{10}4
(3) log375log325\log_{3}75 - \log_{3}25
(4) log256log214\log_{2}56 - \log_{2}14

2. 解き方の手順

(1) 対数の和は、真数の積に変換できます。
logax+logay=loga(xy)\log_{a}x + \log_{a}y = \log_{a}(xy)
したがって、
log612+log63=log6(12×3)=log636\log_{6}12 + \log_{6}3 = \log_{6}(12 \times 3) = \log_{6}36
36=6236 = 6^2なので、log636=log662=2\log_{6}36 = \log_{6}6^2 = 2
(2) 対数の和は、真数の積に変換できます。
log1025+log104=log10(25×4)=log10100\log_{10}25 + \log_{10}4 = \log_{10}(25 \times 4) = \log_{10}100
100=102100 = 10^2なので、log10100=log10102=2\log_{10}100 = \log_{10}10^2 = 2
(3) 対数の差は、真数の商に変換できます。
logaxlogay=loga(xy)\log_{a}x - \log_{a}y = \log_{a}(\frac{x}{y})
したがって、
log375log325=log3(7525)=log33=1\log_{3}75 - \log_{3}25 = \log_{3}(\frac{75}{25}) = \log_{3}3 = 1
(4) 対数の差は、真数の商に変換できます。
log256log214=log2(5614)=log24\log_{2}56 - \log_{2}14 = \log_{2}(\frac{56}{14}) = \log_{2}4
4=224 = 2^2なので、log24=log222=2\log_{2}4 = \log_{2}2^2 = 2

3. 最終的な答え

(1) 2
(2) 2
(3) 1
(4) 2

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