問題は、与えられた条件を満たす放物線をグラフにもつ2次関数を求めることです。 (1) 頂点が点(1, -5)で、点(2, -3)を通る場合と、(2) 3点(2, -2), (3, 5), (-1, 1)を通る場合の2つの問題を解きます。

代数学二次関数放物線グラフ方程式頂点3点を通る
2025/6/27

1. 問題の内容

問題は、与えられた条件を満たす放物線をグラフにもつ2次関数を求めることです。
(1) 頂点が点(1, -5)で、点(2, -3)を通る場合と、(2) 3点(2, -2), (3, 5), (-1, 1)を通る場合の2つの問題を解きます。

2. 解き方の手順

(1) 頂点が(1, -5)なので、求める2次関数は y=a(x1)25y = a(x-1)^2 - 5 と表せます。
このグラフが点(2, -3)を通るので、この座標を代入すると、
3=a(21)25-3 = a(2-1)^2 - 5
3=a5-3 = a - 5
a=2a = 2
よって、求める2次関数は、y=2(x1)25y = 2(x-1)^2 - 5 です。これを展開すると、y=2(x22x+1)5=2x24x+25=2x24x3y = 2(x^2 - 2x + 1) - 5 = 2x^2 - 4x + 2 - 5 = 2x^2 - 4x - 3 となります。
(2) 求める2次関数を y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c とおきます。
3点(2, -2), (3, 5), (-1, 1)を通るので、これらの座標を代入すると、次の3つの式が得られます。
4a+2b+c=24a + 2b + c = -2 ...(1)
9a+3b+c=59a + 3b + c = 5 ...(2)
ab+c=1a - b + c = 1 ...(3)
(2)-(1)より、5a+b=75a + b = 7 ...(4)
(3)-(1)より、3a3b=3-3a - 3b = 3
a+b=1a + b = -1 ...(5)
(4)-(5)より、4a=84a = 8, a=2a = 2
(5)に代入して、2+b=12 + b = -1, b=3b = -3
(3)に代入して、2(3)+c=12 - (-3) + c = 1, 5+c=15 + c = 1, c=4c = -4
よって、求める2次関数は、y=2x23x4y = 2x^2 - 3x - 4 です。

3. 最終的な答え

(1) y=2x24x3y = 2x^2 - 4x - 3
(2) y=2x23x4y = 2x^2 - 3x - 4

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