与えられた国内および海外の売上高と社員数の表と、それに関する4つの解説文A, B, C, Dのうち、正しいものがいくつあるかを答える問題です。

応用数学四則演算割合比較データ分析
2025/6/27

1. 問題の内容

与えられた国内および海外の売上高と社員数の表と、それに関する4つの解説文A, B, C, Dのうち、正しいものがいくつあるかを答える問題です。

2. 解き方の手順

まず、各解説文が正しいかどうかを順番に検証します。
A. 国内と海外の総売上高が最も高い年度を調べます。
2009年度の国内売上高は3,620百万円、海外売上高は2,360百万円なので、総売上高は
3620+2360=59803620 + 2360 = 5980 百万円です。
一方、総売上高が最も低い年度を調べます。
2008年度の国内売上高は3,460百万円、海外売上高は2,240百万円なので、総売上高は
3460+2240=57003460 + 2240 = 5700 百万円です。
2006年度の国内売上高は3,500百万円、海外売上高は2,040百万円なので、総売上高は
3500+2040=55403500 + 2040 = 5540 百万円です。
国内と海外の総売上高が最も低い年度は2006年度であり、社員数は国内132人、海外102人の合計234人です。解説文には総従業員数は220人と書いてあるので、誤りです。
総売上高が最も低い2006年度の総売上高は5540百万円なので、56億円を下回っています。これは正しいです。
したがって、Aは全体として誤りです。
B. 2005年度から2006年度にかけての国内売上高の増加率を計算します。
国内売上高は3,350百万円から3,500百万円に増加しているので、増加率は
350033503350×100=1503350×1004.48%\frac{3500 - 3350}{3350} \times 100 = \frac{150}{3350} \times 100 \approx 4.48 \%
社員数は104人から132人に増加しているので、増加率は
132104104×100=28104×10026.92%\frac{132 - 104}{104} \times 100 = \frac{28}{104} \times 100 \approx 26.92 \%
したがって、約4.9%増加、社員数は約26.0%増加したという解説文は誤りです。
C. 国内の最も低い社員一人当たりの売上高を計算します。
2010年度が最も低く、一人当たり 322010730.09\frac{3220}{107} \approx 30.09百万円です。
国内と海外の総売上高が最も低い年度(2006年度)の社員一人当たりの総売上高を計算します。総売上高は5540百万円、社員数は234人なので、一人当たり 554023423.68\frac{5540}{234} \approx 23.68百万円です。
したがって、国内の最も低い社員一人当たりの売上高は、国内と海外の総売上高が最も低い年度の社員一人当たりの総売上高より大きいので、解説文は誤りです。
D. 国内における2006年度の社員一人当たりの売上高は 350013226.52\frac{3500}{132} \approx 26.52百万円です。
海外における2005年度の社員一人当たりの売上高は 2520100=25.20\frac{2520}{100} = 25.20百万円です。
したがって、国内における2006年度の社員一人当たりの売上高は、海外の2005年度の社員一人当たりの売上高より大きいので、解説文は誤りです。

3. 最終的な答え

正しい解説文は0個なので、選択肢にはありません。しかし、解説文Aは56億円を下回るという部分は正しいので、選択肢の中で一番近いのは選択肢①1つです。
0個

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