与えられたグラフから、2次関数の式を求めます。グラフの頂点は(2, 5)であり、$y$軸との交点を読み取り、ヒントにある $y=a(x-p)^2 + q$ の形を利用して、$a$の値を求めます。

代数学二次関数グラフ頂点式の求め方展開
2025/6/27

1. 問題の内容

与えられたグラフから、2次関数の式を求めます。グラフの頂点は(2, 5)であり、yy軸との交点を読み取り、ヒントにある y=a(xp)2+qy=a(x-p)^2 + q の形を利用して、aaの値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、与えられたグラフの頂点が(2, 5)なので、p=2p = 2q=5q = 5を、y=a(xp)2+qy=a(x-p)^2 + q に代入します。
すると、y=a(x2)2+5y = a(x - 2)^2 + 5となります。
次に、グラフが通るもう1つの点を読み取ります。グラフがyy軸と(0, 1)で交わっていることから、点(0, 1)を通ることが分かります。
この座標を上記の式に代入します。
1=a(02)2+51 = a(0 - 2)^2 + 5
この式を解いて、aaを求めます。
1=4a+51 = 4a + 5
4a=44a = -4
a=1a = -1
したがって、2次関数の式は、y=(x2)2+5y = -(x - 2)^2 + 5 となります。
展開して整理すると、y=(x24x+4)+5=x2+4x4+5=x2+4x+1y = -(x^2 - 4x + 4) + 5 = -x^2 + 4x - 4 + 5 = -x^2 + 4x + 1となります。

3. 最終的な答え

y=(x2)2+5y = -(x - 2)^2 + 5 または y=x2+4x+1y = -x^2 + 4x + 1

「代数学」の関連問題

問題5と問題6があり、それぞれ以下の通りです。 問題5は、与えられた2次関数を $y = (x-p)^2 + q$ の形に変形する問題です。 (1) $y = x^2 + 10x$ (2) $y = ...

二次関数平方完成関数の変形
2025/6/27

(1) $y=(x-2)^2 + 3$ のグラフに関する情報を求める問題です。具体的には、どのグラフを平行移動したものか、グラフは上に凸か下に凸か、頂点の座標、y軸との交点の座標を求めます。 (2) ...

二次関数放物線グラフ平行移動頂点y軸との交点
2025/6/27

(1) $y=(x+2)^2 - 5$ のグラフについて、元のグラフ、平行移動、グラフの凹凸、頂点を求める。 (2) $y=-2(x-3)^2 + 1$ のグラフについて、元のグラフ、平行移動、グラフ...

二次関数グラフ平行移動頂点放物線グラフの凹凸
2025/6/27

与えられた2次関数について、頂点の座標を求め、xとyの対応表を完成させ、グラフを描く問題です。具体的には、 (1) $y = (x - 3)^2$ (2) $y = -(x + 1)^2$ の2つの関...

二次関数グラフ頂点平行移動放物線
2025/6/27

数列 $\{a_n\}$ は等差数列で、$a_1 + a_2 + a_3 + a_4 + a_5 = 35$ かつ $a_6 = 13$ である。数列 $\{b_n\}$ は、初項から第 $n$ 項ま...

数列等差数列一般項Σ計算
2025/6/27

2次関数 $y = -2x^2$ と $y = x^2 - 4$ について、頂点の座標を求め、xとyの対応表を完成させ、グラフの概形を記述する問題です。

二次関数グラフ放物線頂点
2025/6/27

複素数 $z = r(\cos\theta + i\sin\theta)$ (ただし、$r > 0$) が与えられたとき、以下の複素数を極形式で表す問題です。 (1) $\frac{1}{z}$ (2...

複素数極形式複素共役ド・モアブルの定理
2025/6/27

数列 $\{a_n\}$ の初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ が、$S_n = n^2 - n$ で表されるとき、数列 $\{a_n\}$ の一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列漸化式和の公式一般項
2025/6/27

2次方程式 $x^2 + 7x + 3 = 0$ を解きます。

二次方程式解の公式方程式
2025/6/27

関数 $y = \frac{bx+1}{x-a}$ ($a>0$, $b>0$) の定義域が $\{x | -a \le x \le 0\}$ であり、値域が $\{y | -1 \le y \le ...

関数定義域値域分数関数方程式
2025/6/27