放物線 $y = x^2 - 2x + 3$ と直線 $y = 2x + k$ が接するとき、これら2つの式を連立させて得られる方程式 $x^2 - 2x + 3 = 2x + k$ の実数解の個数を求める問題です。

代数学二次関数判別式接する重解
2025/6/27

1. 問題の内容

放物線 y=x22x+3y = x^2 - 2x + 3 と直線 y=2x+ky = 2x + k が接するとき、これら2つの式を連立させて得られる方程式 x22x+3=2x+kx^2 - 2x + 3 = 2x + k の実数解の個数を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線と直線が接する条件は、連立方程式が重解を持つことです。
まず、与えられた2つの式を連立させます。
x22x+3=2x+kx^2 - 2x + 3 = 2x + k
次に、この式を整理して2次方程式の形にします。
x24x+(3k)=0x^2 - 4x + (3 - k) = 0
この2次方程式が重解を持つ条件は、判別式 DD00 になることです。
判別式 DD は、 D=b24acD = b^2 - 4ac で求められます。この2次方程式では、a=1a = 1, b=4b = -4, c=3kc = 3 - k ですから、
D=(4)24(1)(3k)=1612+4k=4+4kD = (-4)^2 - 4(1)(3 - k) = 16 - 12 + 4k = 4 + 4k
重解を持つ条件 D=0D = 0 より、
4+4k=04 + 4k = 0
4k=44k = -4
k=1k = -1
k=1k = -1 のとき、2次方程式は
x24x+4=0x^2 - 4x + 4 = 0
(x2)2=0(x - 2)^2 = 0
x=2x = 2
したがって、実数解は x=2x = 2 の1個です。

3. 最終的な答え

1個

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