$\angle AOB$ の内部の点Pから、2辺OA, OBに垂線PD, PEをひく。$PD = PE$のとき、半直線OPは$\angle AOB$を2等分することを証明する。

幾何学幾何角度合同証明
2025/6/27

1. 問題の内容

AOB\angle AOB の内部の点Pから、2辺OA, OBに垂線PD, PEをひく。PD=PEPD = PEのとき、半直線OPはAOB\angle AOBを2等分することを証明する。

2. 解き方の手順

まず、ODP\triangle ODPOEP\triangle OEPにおいて、以下のことが言えます。
* PDとPEはそれぞれOAとOBに対する垂線であるから、ODP=OEP=90\angle ODP = \angle OEP = 90^\circ
* 仮定より PD=PEPD = PE
* OPは共通
直角三角形において、斜辺と他の一辺がそれぞれ等しいならば、その二つの直角三角形は合同であるという定理を利用できます。
ODP\triangle ODPOEP\triangle OEPは直角三角形であり、斜辺であるOPは共通で、PD=PEPD = PEであるから、ODPOEP\triangle ODP \equiv \triangle OEPとなります。
合同な図形では対応する角の大きさは等しいので、DOP=EOP\angle DOP = \angle EOPとなります。
したがって、半直線OPはAOB\angle AOBを二等分します。

3. 最終的な答え

ODPOEP\triangle ODP \equiv \triangle OEP より、DOP=EOP\angle DOP = \angle EOP となるため、半直線OPはAOB\angle AOBを2等分する。

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