平行四辺形OABCにおいて、辺BCを2:1に内分する点をD、対角線ACを3:1に内分する点をEとする。このとき、3点O, D, Eが一直線上にあることを証明する。
2025/6/27
1. 問題の内容
平行四辺形OABCにおいて、辺BCを2:1に内分する点をD、対角線ACを3:1に内分する点をEとする。このとき、3点O, D, Eが一直線上にあることを証明する。
2. 解き方の手順
, とおく。
平行四辺形の性質より、である。
点Dは辺BCを2:1に内分するので、
.
点Eは対角線ACを3:1に内分するので、
.
ここで、となるような実数kが存在すれば、3点O, D, Eは一直線上にある。
とは一次独立なので、
という連立方程式が成り立つ。
両方の式からが得られる。
したがって、であるから、3点O, D, Eは一直線上にある。
3. 最終的な答え
3点O, D, Eは一直線上にある。