$x$ と $y$ は実数とする。次の条件の否定を述べよ。 (1) $x \geq 0$ かつ $y \geq 0$ (2) $x = 0$ または $y = 0$ (3) $x, y$ はともに有理数

代数学論理否定実数有理数無理数
2025/6/27

1. 問題の内容

xxyy は実数とする。次の条件の否定を述べよ。
(1) x0x \geq 0 かつ y0y \geq 0
(2) x=0x = 0 または y=0y = 0
(3) x,yx, y はともに有理数

2. 解き方の手順

(1) 「x0x \geq 0 かつ y0y \geq 0」の否定は、「x0x \geq 0」の否定と「y0y \geq 0」の否定を「または」で結んだものになる。
x0x \geq 0」の否定は「x<0x < 0」であり、「y0y \geq 0」の否定は「y<0y < 0」である。
したがって、「x0x \geq 0 かつ y0y \geq 0」の否定は「x<0x < 0 または y<0y < 0」となる。
(2) 「x=0x = 0 または y=0y = 0」の否定は、「x=0x = 0」の否定と「y=0y = 0」の否定を「かつ」で結んだものになる。
x=0x = 0」の否定は「x0x \neq 0」であり、「y=0y = 0」の否定は「y0y \neq 0」である。
したがって、「x=0x = 0 または y=0y = 0」の否定は「x0x \neq 0 かつ y0y \neq 0」となる。
(3) 「x,yx, y はともに有理数」の否定は、「xx が有理数」かつ「yy が有理数」の否定である。
これは、「xx が有理数でない」または「yy が有理数でない」と言い換えられる。
すなわち、「xx が無理数である」または「yy が無理数である」となる。

3. 最終的な答え

(1) x<0x < 0 または y<0y < 0
(2) x0x \neq 0 かつ y0y \neq 0
(3) xx が無理数である、または、yy が無理数である

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