問題文は、「奇数と奇数の和は偶数になります。その理由を文字式を使って説明しなさい。」です。

代数学整数偶数奇数証明文字式
2025/6/27

1. 問題の内容

問題文は、「奇数と奇数の和は偶数になります。その理由を文字式を使って説明しなさい。」です。

2. 解き方の手順

まず、奇数を文字式で表します。奇数は、ある整数に2をかけたものに1を足した数なので、整数 m,nm,n を用いて、2つの奇数をそれぞれ 2m+12m+12n+12n+1 と表すことができます。
次に、この2つの奇数の和を計算します。
(2m+1)+(2n+1)(2m+1)+(2n+1)
式を整理します。
2m+2n+22m+2n+2
この式を2でくくります。
2(m+n+1)2(m+n+1)
m,nm,n は整数なので、m+n+1m+n+1 も整数です。したがって、2(m+n+1)2(m+n+1) は2の倍数、つまり偶数です。
よって、奇数と奇数の和は偶数であることが証明できました。

3. 最終的な答え

奇数をそれぞれ 2m+12m+12n+12n+1 (m, nは整数)とおくと、その和は 2m+1+2n+1=2m+2n+2=2(m+n+1)2m+1+2n+1 = 2m+2n+2 = 2(m+n+1) となる。m+n+1m+n+1 は整数なので、2(m+n+1)2(m+n+1) は偶数である。したがって、奇数と奇数の和は偶数になる。

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