(1) 中心が (2,2) で、円 x2+y2−2y−19=0 と接する円の方程式を求める。 まず、与えられた円の方程式を変形して、中心と半径を求める。
x2+y2−2y−19=0 x2+(y−1)2−1−19=0 x2+(y−1)2=20 この円の中心は (0,1)、半径は 20=25 である。 求める円の中心は (2,2) であり、半径を r とおく。 d=(2−0)2+(2−1)2=4+1=5 2つの円が接するためには、∣r−25∣=5 または r+25=5 が成り立つ必要がある。 したがって、∣r−25∣=5。 r−25=5 または r−25=−5 r=35 または r=5 したがって、求める円の方程式は
(x−2)2+(y−2)2=(35)2=45 または (x−2)2+(y−2)2=(5)2=5 すなわち、 (x−2)2+(y−2)2=45 または (x−2)2+(y−2)2=5 (2) 中心が (−1,7) で、円 x2+y2−8x+10y+16=0 と接する円の方程式を求める。 まず、与えられた円の方程式を変形して、中心と半径を求める。
x2−8x+y2+10y+16=0 (x−4)2−16+(y+5)2−25+16=0 (x−4)2+(y+5)2=25 この円の中心は (4,−5)、半径は 25=5 である。 求める円の中心は (−1,7) であり、半径を r とおく。 d=(−1−4)2+(7−(−5))2=(−5)2+(12)2=25+144=169=13 2つの円が接するためには、∣r−5∣=13 または r+5=13 が成り立つ必要がある。 ∣r−5∣=13 より、 r−5=13 または r−5=−13。 r=18 または r=−8。r は正なので、r=18。 r+5=13 より、r=8。 したがって、求める円の方程式は
(x+1)2+(y−7)2=182=324 または (x+1)2+(y−7)2=82=64 すなわち、 (x+1)2+(y−7)2=324 または (x+1)2+(y−7)2=64