三角形ABCにおいて、A=5, b=6, C=7のとき、この三角形の内接円の半径rを求める。

幾何学三角形内接円ヘロンの公式面積
2025/6/28

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、A=5, b=6, C=7のとき、この三角形の内接円の半径rを求める。

2. 解き方の手順

まず、ヘロンの公式を用いて三角形の面積Sを求める。
ヘロンの公式はS=s(sa)(sb)(sc)S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}で表され、ここでssは半周長、s=a+b+c2s = \frac{a+b+c}{2}である。
今回の問題では、a=5,b=6,c=7a=5, b=6, c=7なので、s=5+6+72=182=9s = \frac{5+6+7}{2} = \frac{18}{2} = 9となる。
したがって、S=9(95)(96)(97)=9×4×3×2=216=66S = \sqrt{9(9-5)(9-6)(9-7)} = \sqrt{9 \times 4 \times 3 \times 2} = \sqrt{216} = 6\sqrt{6}
次に、内接円の半径rと三角形の面積Sの関係式S=rsS = rsを利用して、rを求める。
S=rsS = rsより、r=Ssr = \frac{S}{s}となる。
よって、r=669=263r = \frac{6\sqrt{6}}{9} = \frac{2\sqrt{6}}{3}

3. 最終的な答え

263\frac{2\sqrt{6}}{3}

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