太郎さんは家から $2000m$ 離れた学校まで徒歩で通っています。8時5分に家を出て、分速 $70m$ で歩いていましたが、途中から分速 $120m$ で走ったところ、8時30分に学校に着きました。太郎さんが走った時間は何分間か求めます。

代数学文章問題連立方程式速さ距離時間
2025/6/29

1. 問題の内容

太郎さんは家から 2000m2000m 離れた学校まで徒歩で通っています。8時5分に家を出て、分速 70m70m で歩いていましたが、途中から分速 120m120m で走ったところ、8時30分に学校に着きました。太郎さんが走った時間は何分間か求めます。

2. 解き方の手順

太郎さんが歩いた時間を xx 分、走った時間を yy 分とします。
太郎さんが家から学校までにかかった時間は、8時30分 - 8時5分 = 25分なので、
x+y=25x + y = 25 ... (1)
歩いた距離は 70x70x メートル、走った距離は 120y120y メートルで、合計 2000m2000m なので、
70x+120y=200070x + 120y = 2000 ... (2)
(1)より x=25yx = 25 - y なので、これを(2)に代入します。
70(25y)+120y=200070(25 - y) + 120y = 2000
175070y+120y=20001750 - 70y + 120y = 2000
50y=2000175050y = 2000 - 1750
50y=25050y = 250
y=5y = 5
したがって、太郎さんが走った時間は5分です。
x=255=20x = 25 - 5 = 20
歩いた距離は 70×20=1400m70 \times 20 = 1400m
走った距離は 120×5=600m120 \times 5 = 600m
1400+600=2000m1400 + 600 = 2000m で、合計距離と一致します。

3. 最終的な答え

5分

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