2次方程式 $x^2 + px + 13 = 0$ が解 $2+3i$ を持つとき、実数の定数 $p$ の値と他の解を求める。

代数学二次方程式複素数解と係数の関係
2025/6/29

1. 問題の内容

2次方程式 x2+px+13=0x^2 + px + 13 = 0 が解 2+3i2+3i を持つとき、実数の定数 pp の値と他の解を求める。

2. 解き方の手順

複素数が解であるとき、係数が実数であることから、共役複素数も解になることを利用します。
* 2+3i2+3i が解であるとき、23i2-3i も解である。
* 解と係数の関係より、2つの解の和は p-p に等しい。
* 解と係数の関係より、2つの解の積は 1313 に等しい。
2+3i2+3i23i2-3i の和は、
(2+3i)+(23i)=4(2+3i) + (2-3i) = 4
2+3i2+3i23i2-3i の積は、
(2+3i)(23i)=22(3i)2=49i2=49(1)=4+9=13(2+3i)(2-3i) = 2^2 - (3i)^2 = 4 - 9i^2 = 4 - 9(-1) = 4 + 9 = 13
解と係数の関係より、
p=(2+3i)+(23i)=4-p = (2+3i) + (2-3i) = 4
p=4p = -4

3. 最終的な答え

p=4p = -4
他の解は 23i2-3i

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