(1) 関数 $y = x^3 + 3x^2 + 7x + 1$ の増減を調べ、極値をもたないことを確認する。 (2) 関数 $y = -x^3 + 6x^2 - 12x + 8$ の増減を調べ、極値をもたないことを確認する。
2025/6/29
1. 問題の内容
(1) 関数 の増減を調べ、極値をもたないことを確認する。
(2) 関数 の増減を調べ、極値をもたないことを確認する。
2. 解き方の手順
(1)
まず、与えられた関数 を微分して、導関数 を求めます。
次に、 の符号を調べます。 となる が存在するかどうかを判別式を用いて確認します。 の判別式 は、
なので、 となる実数 は存在しません。また、 の の係数は正なので、 が常に成り立ちます。したがって、 は単調増加であり、極値を持ちません。
(2)
次に、与えられた関数 を微分して、導関数 を求めます。
は常に 0 以下であり、 のときのみ となります。
のとき、 であり、 のときも です。したがって、 は常に減少しており、 で が 0 になるものの、 の増減は変化しないため、極値を持ちません。
3. 最終的な答え
(1) 関数 は単調増加であり、極値を持たない。
(2) 関数 は単調減少であり、極値を持たない。